いつでもキレイでいたい女性にとって、ムダ毛はやっかいなもの。だからではないですが、永久脱毛の広告がよく目に入るのではないでしょうか。永久というからにはずっと生えてこない?お手入れから解放される?と思いがちですが、実はそうではないようです。

 アメリカにAEA(米国電気脱毛協会)という団体があるのですが、そこでは、脱毛を行ってから一カ月後、毛の再生率が20パーセント以下であるということを「永久脱毛」として定義づけているとのこと。つまり、「永久」とはありますが、「絶対」ではないということです。二カ月もすると、生えやすい人は生えてきてしまうのだとか。

●毛の生え変わる周期が影響する

 毛には、毛周期と呼ばれるサイクルがあります。成長期、退行期、休止期、そしてまた成長期という周期があり、それを繰り返します。つまり、毛はつねに生まれ変わっているのです。

 そしてこれらは、ひとところに生えている毛でも一本一本にその差があり、すべてが同じというわけではありません。フラッシュやレーザーは成長期の毛に反応するため、脱毛処理の段階で休止期だった毛が後から生えてくる、ということです。

●フラッシュ脱毛とレーザー脱毛

 主流のフラッシュ脱毛は、肌にやさしく痛みが少ないのが特徴だといいますが、一方でつるつるになるために何回も照射をうけなくてはなりません。毛根などのメラニン色素にダメージを与えることで毛が生えなくなるので、ダメージを与えきれない場合はまた生えてきてしまうのです。

 一方、レーザーによる脱毛はより威力が強いものになります。しかも費用も高くなりますから、それだけの効果が期待できるということです。

●ホルモンバランスの影響?

 ここで覚えておきたいのは、ホルモンバランスが毛に大きく影響してくるということです。脱毛をしても、生活習慣や体質、ストレスなどで、ホルモンバランスが乱れると、せっかく休止していた毛根の活動が活発になってしまうことがあるのだといいます。体の外側からの治療だけでなく、内側のケアも大事だということですね。

●硬毛化、多毛化

 また、まれにフラッシュ、レーザー脱毛を行った部分の毛がかえって太くなる、または増えるといった現象があるそうです。これが硬毛化、多毛化といわれるもので、原因はまだ科学的に解明されていないそうですが、脱毛のときの熱量が毛の細胞に伝わることで、細胞が元気になって、余分な毛を生やしてしまうことがあるとか。こうなった場合、続けて行っていた脱毛自体をいったん中断することで、それが抑えられる可能性もあるそうですが、いずれにしても心配のある方は、施術の際などに一度ご相談されるといいでしょう。

●理解することが大事

 改めていえるのは、脱毛後どれくらいで毛が生えてくるのか、あるいはどれくらい生えてこないのかは、個人差があるということです。せっかく脱毛したのにわずらわしい毛がまたすぐに生えてきてしまう、ということになると、お金がかかっていることですし、余計にがっかりしてしまいますよね。ということで、脱毛する前によく説明を受け、理解した上で受けたほうがいいといえるでしょう。いずれにしても、この悩み、完全には抜けないのかもしれませんね。