ナンバーズは数字を選ぶだけの簡単なもの。比較的すぐに結果がわかり、なおかつ他の宝くじより当せんしやすいので、買ったことがある人は多いのではないでしょうか。

 少しだけ解説すると、000から999までの中から好きな3ケタを選ぶ「ナンバーズ3」と、0000から9999までの中から好きな4ケタを選ぶ「ナンバーズ4」の2種類。いずれも1口200円、「ナンバーズ3」のストレートの当せん金は約10万円、「ナンバーズ4」のストレートの当せん金は約100万円となっています(実際には、当せん口数等により当せん金は変動します)。

●ナンバーズは比較的当たりやすい!

 ナンバーズ3は3桁なので、10通り×10通り×10通りで、ストレートの当せん確率は1000分の1、ナンバーズ4はその×10通りですから当せん確率は10000分の1となります。他の宝くじに比べると比較的当たりやすいといえるでしょう。ちなみに、昨年の年末ジャンボ宝くじの1等(7億円)の当せん確率は2000万分の1だそうです。

 また、ボックスという買い方もできます。たとえば当せん番号が123だった場合、手持ちが231であっても、312であっても当せんとなるわけです。この場合の当せん確率は1000分の6となります。当せん金額は下がりますが、ワクワク感は一発勝負のストレートより高いかもしれません。

 さらに、このボックスとストレートを半分ずつ買う「セット」や、下2桁だけの数字と並び順で当せんする「ミニ」(当せん確率は100分の1)といったものも買うことができます。

●数字を自分で選ぶことに意味はない!

 ナンバーズの面白さはなんといっても、「数字選択式」というところです。自分で好きな数字を選べるのは、いかにも「ヒキ」を試しているようでワクワク感がありますよね。しかし、よく考えて見れば、自分で数字を選ぼうが、決まった数字を渡されようが、理論上、確率は一切変わりません。しかし、売り場でただ数字を渡されるのであれば、基本的に他の宝くじと変わりませんし、ナンバーズにさほど魅力を感じないでしょう。

 つまり私たちは、ただくじを引くよりも自分で番号を選べるほうが当せん確率が高いのではという意識を持っているということかもしれません。また、自分で選んだ数字には何か特別な意味がある、というような思い込みを持つこともあるでしょう。こうして、ナンバーズは単純なくじ引きよりも魅力的で、売れる商品として成立しているのです。つまり、普段から私たちは、「確率を無視して自分に都合の良い判断をしてしまう」ということのいい例です。

 とはいえ、宝くじでは、このような勘違いや思い入れが心を踊らせてくれます。あるいは、どこかで今日のラッキーナンバーは◯番と聞いたら、やっぱりその番号のナンバーズを買いたくなりますよね。当たらなかったとしても、自分だけの秘密を持っているというようなワクワク感は、日常をちょっとだけ豊かにしてくれるはずです。


<参考サイト>
・宝くじ公式サイト:ナンバーズ
http://www.takarakuji-official.jp/know/numbers/