不登校になったのは介助員の暴言などが原因だとして、大阪府和泉市の公立小学校の元児童と両親が訴えていた裁判で、市側と和解が成立しました。

訴えを起こしていたのは、和泉市立小学校に通っていた男子児童(12)と両親です。児童は発達障害がありましたが、小学5年生だった3年前、支援学級で児童を担当していた非常勤の女性介助員から、「早よ歩け」などと威圧的な言葉を浴びたり、腕をつかんで引っ張る、背中を強く押すなどされたといいます。児童はその後、不登校となり、医師からPTSDの診断を受けたと主張。市を相手取り556万円の損害賠償を求めていました。今月6日、介助員が児童の発達状態や心情を十分配慮せずに行った行為について、市側が謝罪するとともに、慰謝料90万円を支払うことなどで和解が成立しました。和泉市教育委員会は、「再びこのようなことが起こらないよう、教育現場への指導の徹底などに取り組んでいく」とコメントしています。