高齢者に、「名義貸しは犯罪です」とかたって現金をだまし取る手口の詐欺グループのアジトが大阪府警に摘発され、男4人が逮捕されました。

12日に詐欺未遂容疑で逮捕された、東京都渋谷区の無職・久保年史容疑者(33)は、去年6月、山形県在住の女性(70代)に証券会社の社員を装って、「あなたの名前で食品会社の社債を購入した」と電話。さらに、食品会社の社員を装って女性(70代)に電話をかけて、「名義貸しは犯罪だ。逮捕されたくなければ、あなたが買ったことにするので金を支払う必要がある」などとかたり、現金400万円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。また、東京都中野区の無職・津久井剛容疑者(32)ら男3人が同様の手口で、去年12月に、千葉県在住の女性(70代)から現金1600万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕されました。警察は去年9月、現金を回収する役割、いわゆる「受け子」のリーダーとされる、井上大志被告(34)らを逮捕。その後の携帯電話の通話履歴などの捜査で、久保容疑者らの関与が浮上しました。久保容疑者は電話をかけてだます役割、いわゆる「かけ子」のリーダーとみられ、警察は12日午後にグループがアジトを置いていた渋谷区内のマンションの一室を家宅捜索。詐欺のマニュアルや名簿などを押収しました。