復興のための「義援金」。自治体および日本赤十字やコンビニでの募金など、被災した人たちに使われるお金のことだ。

熊本県の発表によると、熊本地震によせられた義援金は、先月までに430億円以上が集まり、現在330億円ほどを配分。死亡者には100万円、全壊した世帯には80万円支払われたという。

義援金は、現在も継続して県や市の自治体などで募集。他にも、個人ではなく、被災地で活動を行うNPOやボランティア団体などが募る「支援金」もある。例えば、被害額が630億円を超えた熊本城は「熊本城災害復旧支援金」を募り、9月30日時点でおよそ13億円が集まり、こちらも今も募集中だ。


これまでに、20回以上熊本地震の被災地を訪れているジャーナリストの堀潤氏は、17日に出演したAbemaTV『AbemaPrime』で、継続した支援の必要性を訴える。

堀氏「東日本大震災のときにも、冬だったということで毛布が足りないだろう、でも毛布を送るのは大変だから、“これで温かいものを食べてほしい”などと思って募金をした(人たちがたくさんいた)。でもその募金は、一旦プールされて、組織をまかなうためにも使われて、現場に投入されたのは随分先だった。そういったことで、『なんだ、俺のお金って意味あんのか?』と思った人もいたと思うんです。

でも、震災復興というのはものすごく時間がかかる話なので、すぐにそういう(被災した)人たちにお金がいかなかったとしても、長期的にお金が続くことが非常に大事。今助けたいと思って、必ずしもすぐ(被災者にお金が)届かなくても、将来助けるお金になるんだよということを知って欲しいです。

また、今ではクラウドファンディングの仕組みも多く整ってきましたから、お気に入りのNPOとかボランティアチームとかを見つけて、ある程度自分の思いと直結する形でお金を現地に届けることができるようになっているので、いろんな側面から支援してほしい。

なんだかんだいっても、やっぱりお金が必要です。ちょくちょく必要なものを買うたびに預貯金から減っていくプレッシャーって、すごいものですよ。家族を養って、仕事がどうなるかわからない。そういうときに熊本に現金が集まっているということだけでも人々の安心につながるものです」