和歌山県すさみ町周参見の戸田征光さん(72)は、自宅近くの空き家を画廊に改装した。主宰する書画塾に通う町内の子どもらの作品や所有の美術品を展示し「気軽に芸術を楽しんでもらいたい」と開放している。

 戸田さんは昨年6月から、地元の子どもらに無料で絵画や書道を教える塾「枯木灘」を始めた。毎週木曜の放課後、町文化センターで開き、町内に住む4歳児から小学6年生までの18人とその保護者が参加。戸田さんは絵画を教えている。

 住民が芸術を楽しむ場を増やそうと、国道42号沿いの小泊地区にある自宅近くの空き家を買い取り、1人で新しい床を張ったり、柱を塗ったりして改装。画廊も「枯木灘」と名付け、教室に通う子どもらの絵画約50点や、自身が収集した美術品の展示を始めた。

 子どもの絵は10月末まで展示する。期間中の展示時間は正午〜午後5時。その後は自身が所有する美術品や利用者が持ち込んだ作品を展示販売し、交流の場にしたいという。


 問い合わせは戸田さん(090・5675・9930)へ。