和歌山県田辺市は来年4月から、学童保育所の開所時間を30分延長し、午後6時半までとする。全国的に時間を延長する学童保育所が増えており、市内でも保護者から望む声が寄せられていた。延長に伴う保育料の引き上げはしない。

 市内の学童保育所は公設公営10カ所、民設民営1カ所の計11カ所あり、来年4月にはさらに公設公営で中芳養と新庄第二の2カ所が開所する。公設公営では現在、平日は授業終了後から、夏休みなどの長期休暇時は午前8時から受け入れ、終了時刻は午後6時となっている。

 しかし、厚生労働省の調査によると、平日の終了時刻を午後6時以降にしている学童保育所は2012年度が59・4%、13年度は62・3%、14年度が65・5%と年々増えており、15年度は71・0%と、全体の7割を超えた。

 田辺市でも以前から「仕事帰りに迎えに行くのに午後6時では間に合わない。延ばしてほしい」という声が保護者から寄せられていた。