和歌山県は29日、台風16号による農林水産業被害が、27日までの調査で2億5638万円になったと発表した。21日発表の被害額より1億6534万2千円増えた。調査は続いていて今後も増える可能性はある。

 水産業と畜産関係の被害額が前回発表時より大幅に増えた。

 水産業は漁協荷さばき施設や漁協直売所などの被害が、すさみ町や白浜町、みなべ町、印南町などで新たに確認され前回から2820万円増え、3720万円になった。

 畜産は日高川町で鶏被害が新たに確認され、前回から2670万円増え、3100万円になった。

 農作物被害も田辺市と上富田町でミカンの被害が新たに確認され、被害額は前回より389万円増加し、8163万円になった。

 このほか、農地・農業用施設関連で紀北や紀中で田畑の崩壊、水路やため池などの被害が確認され、8100万円の被害が新たに加わった。林業関連でも紀北や紀中で林道の路肩決壊やのり面崩壊、山の斜面崩壊があり、2555万円が加わった。