小学6年生と中学3年生を対象に4月に実施した「全国学力テスト」で、和歌山県内では小学6年生の国語基礎と、中学3年生の国語応用が全国最下位だったことが分かった。小中各4教科のうち、計7教科で全国平均を下回り、5教科で全国40位台となった。県教育委員会は2年前、テスト結果の低迷が続き学力強化に打ち込んできたが、昨年度よりも小学校で成績が振るわなかった。

 文部科学省が29日に発表した。県内では、特別支援学校を含めた公立242小学校の児童約7600人と、124中学校の生徒約7900人が受けた。教科は国語と算数・数学で、それぞれ基礎や知識を問う「A」と応用を問う「B」がある。

 全国順位(熊本地震で中止の熊本県を除く)は、小学国語A46位(昨年度31位)、国語B40位(同31位)、算数A27位(同16位)、算数B40位(同21位)。中学国語A44位(同44位)、国語B46位(同45位)、数学A20位(同25位)、数学B32位(同37位)。

 平均正答率は、小学国語A70・0%(全国平均72・9%)、国語B56・2%(同57・8%)、算数A77・2%(同77・6%)、算数B45・7%(同47・2%)、中学国語A73・5%(同75・6%)、国語B62・8%(同66・5%)、数学A62・2%(同62・2%)、数学B42・9%(同44・1%)。

 全国平均と同じだった中学数学Aを含めると全教科が全国平均以下。特に小学生では全教科で全国との差が拡大し、国語では小中全4教科で40位台となった。