和歌山県串本町は3日から、町ふるさとのまちづくり応援寄付(ふるさと納税)の仕組みを一新した。従来の受け付け方法に加え、インターネットからやクレジットカードによる納税(寄付)ができるようにし、返礼品の種類も充実させた。ポイント制を導入し、これまで1年度中に1人1回だった寄付の回数制限もなくした。町企画課は「返礼品は町をPRする品ばかり。寄付が増えれば、経済の活性化にもつながる」と話している。

 同町ではこれまで、1万円以上の寄付者に対し5千円相当の返礼品を用意し、1人に年1回贈っていた。特産品やアクティビティー体験の割引券など17種類ある中、近年はイセエビが人気で全体の約8割を占めていたという。08年度から16年8月31日までで、5361件8783万2700円が寄付された。

 ポイント制は、1万円以上の寄付を対象に1万円で50ポイント、それ以上は千円ごとに5ポイントが付与され、回数制限もなくなった。ポイントは最新の付与から2年間有効。返礼品は新しく、カツオや養殖マグロ、紀州梅まだい、紀州備長炭、ポンカンやポンカンジュースなどが加わった。ポイント制のため、事業者側はこれまでの金額(5千円相当)に縛られず返礼品を準備できるようになり、25ポイントのようかんから体験ダイビング(3人分)などの500ポイントまである。返礼品はJTBふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」で閲覧でき、新しいカタログも今月下旬には完成する。