里山資源の循環利用につなげようと、和歌山県のみなべ川森林組合(小田善一組合長)は、ウバメガシ以外の町内の薪炭林の原木を買い取る事業を始める。初めての取り組みで、買い取った原木は燃料用の薪(まき)やシイタケ栽培の菌床材料として販売する。19日にみなべ町清川の紀州備長炭振興館で説明会を開く。

 これまで同組合は、町の温泉施設「鶴の湯温泉」(みなべ町熊瀬川)に薪ボイラーの導入を要望。町は導入を決め、現在、準備を進めている。ほかにもシイタケ栽培の菌床材料など、販売先も少しずつできてきたという。

 町は本年度、国の地方創生加速化交付金を活用し、薪割り機やチップ粉砕機を導入するなど、こうした取り組みをバックアップしている。

 組合は、ようやく原材料を確保する段階になってきたとして、必要量に応じて少しずつウバメガシ以外の薪炭林のシイやカシなどの原木買い取りを始めることにしたという。

 説明会は19日午後7時から、紀州備長炭振興館で。対象となる樹種や規格寸法、買い取り価格と仕入れ数量などについて説明する予定。

 問い合わせは、みなべ川森林組合(0739・76・2014)へ。