和歌山県食品・生活衛生課は3日、みなべ町芝の南部高校の学生食堂「南高ホール」(中田益子さん営業)で9月30日、集団食中毒が発生したと発表した。同施設で製造された「唐揚げ入りおにぎり」を昼食に食べた生徒11人中、10人に嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状があった。全員が回復に向かっているという。

 同課によると男子生徒3人と女子生徒7人に午後2時ごろから症状が出始め、学校から救急車で搬送された生徒もいた。医師から連絡を受けた田辺保健所が調査し、2人の嘔吐物と1人の便から「黄色ブドウ球菌」が検出され、唐揚げ入りおにぎりが原因の食中毒と断定した。

 田辺保健所は営業者に対し、3日から5日までの営業停止処分とし、どの過程で菌が入ったかなどを調べている。