遊びや学びを通じて和歌山県田辺市の魅力を発見するイベント「たな博2016」が10日午前10時〜午後4時、田辺市新庄町のビッグ・ユーである。農林漁業やグルメ、郷土の偉人などをテーマにした12のパビリオンで展示や体験が楽しめる。入場は無料。

 田辺市で活動するデザイナーや企業でつくる実行委員会が「田辺の魅力を掘り起こそう」と企画した。昨年に続いて2回目の開催。

 紀州林業館では、山から切り出した木材を川を使って運搬する作業を再現した模型(縦90センチ、横360センチ)を展示する。県林業試験場(上富田町生馬)に眠っていたもので、イベントスタッフが借り受け、着色などをして再生した。モデルは昭和初期の熊野川で、林業の歴史に触れてもらいたいという。木の標本や林業の道具も展示する。

 農業館では地元の新米の脱穀体験がある。精米して持ち帰れる(体験料500円)。漁業館では漁具や旗の展示、小アジのつかみ取り(500円)がある。くまぐす館では、来年生誕150周年の博物学者、南方熊楠を紹介したパネル展示やビデオ上映をする。