和歌山県串本町潮岬の潮岬灯台で4日から、潮岬小学校の1〜3年生89人が絵本「スイミー」を題材にした壁画を描いている。1995年と2002年にもした取り組みで、今回は灯台を管理する田辺海上保安部の要請で、風化した壁画を14年ぶりにリニューアル。児童は思い思いに海の生き物を描いた。壁画は灯台記念日の11月1日に披露する予定。

 灯台敷地内の壁(縦2・5メートル、横6メートル)に描いている。1995年に、当時灯台を管理していた串本航路標識事務所(田辺海保に集約合併)が、町教育委員会を通じて潮岬小に依頼し、1〜3年生が描いたのが始まり。2002年には、風化した壁画を同校の1〜3年生がリニューアルした。壁画を楽しみに訪れる人もおり、灯台の見どころの一つになっているという。

 描いているのは絵本「スイミー」の中で、小さい魚のスイミーたちが知恵を絞って一緒に泳ぎ、大きな魚のふりをして天敵の魚を追い返す場面。小学2年生用の国語の教科書で扱われており、物語が協力して一つのことをする内容であることから、毎回壁画の題材にしている。