世界遺産への追加登録が見込まれている「潮見峠越」(和歌山県田辺市上野―同市中辺路町西谷)近くの熊野古道(市道)で12日朝、中辺路町を流れる富田川流域に広がる雲海を見ることができた。

 潮見峠休憩所近くの観測ポイントからは、午前6時前に東の空が赤く染まり始め、太陽が山の向こうから姿を見せると、眼下に広がる雲海が黄金色に輝いた。

 毎年秋に訪れている写真愛好者の女性(白浜町)は「予想通りの雲海が出てくれて最高。また友達を連れて来たい」と笑顔を見せた。

 中辺路町観光協会によると、雲海を見るには、日中に気温が高くて朝方に冷え込むことや湿度が高いこと、風がないといった日が好条件。町内では9月から12月ごろにかけて観測しやすいという。