和歌山県田辺市中辺路町近露の「箸折茶屋」そばの空き地に、わら塚が登場した。11月3日の「熊野古道平安の郷〜近野まるかじり体験〜」に向け、イベントの実行委員会(辻野昭二実行委員長)が制作。今月15日にも近くの田んぼでわら塚作り体験を開く予定で、実行委では参加を呼び掛けている。

 わら塚は家畜の餌や肥料などにする稲わらを保存しておくためのもので、昔は各地で見られ秋の風物詩となっていた。実行委では昔ながらの農村風景でイベントをPRしようと昨年から作っている。

 出来上がったわら塚は三つで、高さは2〜3メートルほど。地域住民約10人が10日、くいを立て、束にした稲わらを踏み固めながら円筒形に高く積み上げるなどして作った。

 わら塚作り体験は、熊野古道なかへち美術館近くにある尾中さんの田んぼで午前8時から始める。作業は正午ごろまでの予定で、随時、参加や見学を歓迎する。参加費は無料。長靴や軍手を持参し、汚れてもいい服装で参加すること。雨天は中止。

 問い合わせは、辻野実行委員長(090・1053・2764)へ。