国の2016年度2次補正予算の成立を受け、国土交通省は予算配分を発表した。和歌山県の紀南関係のうち、田辺西バイパス整備事業に10億円を計上。未開通区間(1・6キロ)で改良工事などを進める。紀南河川国道事務所によると、供用開始時期はまだ決まっていないという。

 田辺西バイパスは田辺市の稲成町から芳養町までを結ぶ総延長3・8キロ。南紀田辺インターチェンジ(IC)近くから県道芳養清川線までの1・6キロは2014年3月に、田辺バイパス方面から同ICまでの600メートルは07年11月にそれぞれ開通している。

 未開通区間は、県道芳養清川線から国道42号沿いにある県赤十字血液センター田辺出張所近くまで。紀南河川国道事務所によると、今回の10億円での工事の詳細もまだ決まっていないという。

 計画では、本線は暫定2車線で、海側に歩道を設ける。橋は三つできる。国交省はこのバイパス整備により、国道42号の渋滞緩和や物流の円滑化が期待できるとしている。