和歌山県は県内初となる間伐材などを利用した木質バイオマス発電所を誘致する。燃料原木の購入資金について金利分の補助制度を作り、発電所を建設運営する事業者を募っている。

 誘致するのは、県内で得られる間伐材などの未利用木材を燃料にする発電所。国の制度を利用し、電力会社に売電して収入を得る形を取る。稼働までには一般的に、燃料原木の乾燥など、1年程度の準備期間が必要なことから、県はその間の費用を支援する。

 補助対象は、経済産業省から設備認定を受けた発電事業者。燃料原木を購入するため、金融機関から借り入れた資金の利子(上限年率1・2%)を補助する。補助期間は本年度中の事業開始日から1年間か、売電開始かの早い方まで。

 同時に、燃料として県内で間伐材などを伐採収集する協議会(2者以上で構成)の構成員に対し、発電所やチップ加工場まで原木を運搬する費用(1トン当たり千円まで)も補助する。最長1年間。

 事業の詳細は県産業技術政策課のホームページに掲載している。問い合わせは同課(073・441・2373)へ。