和歌山県の串本町地域おこし協力隊主催のイベント「コスプレ撮影ロケin串本」が15、16日、町内であった。観光客を呼び込む新しい手段の一つとして試験的に実施したもので、アニメなどのキャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤー4人が参加し、古民家などで写真撮影した。

 コスプレを楽しむ人は写真撮影もする人が多いが、屋外や個人の所有地での撮影は許可が必要な場合があるほか、貸しスタジオなども安価でなく、撮影場所探しは意外と難しいという。そこで、コスプレ撮影と観光客の誘致を組み合わせ、若い世代に町をPRする活動の一環として、初めて企画した。

 試験イベントには、地域おこし協力隊の知り合いなどを通じて、女性のコスプレーヤー4人が県内と大阪府から参加。古民家では、アニメ「ひぐらしのなく頃に」や「刀剣乱舞」のキャラクターに扮し、ポーズを取ったり、小道具を使ったりして撮影に臨んだ。カメラマンや撮影助手は、同隊に協力する若手町職員らが務めた他、コスプレーヤー同士でも撮影し合った。

 シャッターが閉まっている商店街や倉庫など、使用していない店舗を改築して撮影場所にできれば、その場所への誘致による町の活性化も期待できることから、今後の展開を模索していくという。