和歌山県田辺市中辺路町栗栖川、滝尻王子そばの土産物店で、アユを炭火でじっくりとあぶった「あぶりアユ」が店先などにつるされ、秋の風物詩として観光客らを楽しませている。

 あぶりアユは、軽くあぶってそのまま食べたり、料理に使ったりする伝統的な保存食。一般的には、秋になって産卵のために川を下る「落ちアユ」を使うことが多いが、土産物店を営む木田豪さん(46)=中辺路町栗栖川=は、夏に友釣りで捕まえた脂が乗った体長20センチ以上のアユにこだわっているという。

 アユに踊り串を打って焼いた後、網に載せ炭火で2日間かけてじっくりとあぶり水分を飛ばした。5〜7匹をわらでくくり、一連3500円(税込み)で販売している。