梅の生産地である和歌山県みなべ町や田辺市でつくる「みなべ・田辺地域世界農業遺産推進協議会」(会長・小谷芳正みなべ町長)は13〜16日、中国の上海市などを訪れ、梅製品や農業遺産をPRするとともに中国での梅製品の加工や販売状況を見て回った。

 世界的な大消費地である中国で梅製品の販路開拓を目指そうと初めて取り組んだ。小谷会長のほか、みなべ町と田辺市の担当職員6人と両市町の梅加工業関係者7人が参加した。

 上海市で女性を対象に開かれた「ウーマンエキスポ上海」では農業遺産をPRするためのブースを開設。「日中梅サミット」にも出席し、小谷会長が梅製品の大手メーカーの社長と対談をした。

 社長は「中国と日本は昔から交流があった。梅も中国から日本に伝わった。健康食だが、今の中国ではそれを忘れてしまっている。これからは健康と美容に良いことをアピールし、世界に発信していきたい」と話した。

 小谷会長は世界農業遺産を紹介し「世界に発信するとともに、これからも中国との交流を深めていきたい」と強調した。