和歌山県警串本署と串本町は17日、同町串本の町文化センターで、県警音楽隊(森敏三楽長、23人)による演奏会「おまわりさんのハートフル・コンサートinくしもと」を開いた。特殊詐欺に注意を呼び掛ける「音楽寸劇」があり、来場者約350人は演奏を楽しみながら防犯意識を高めた。

 演奏会は、テレビドラマ「相棒」のメインテーマで開幕。隊員が曲の説明を交えながら、大河ドラマ「真田丸」のメインテーマや北島三郎の曲などを演奏した。

 途中、音楽寸劇があった。県警音楽隊の隊員が詐欺グループやお年寄りを演じ、特殊詐欺の手口を実演。他の隊員がBGMを演奏して臨場感を出した。

 隊員は昨年、特殊詐欺で被害に遭った人は県内に56人おり、被害額は3億4658万956円に上り、今年は9月末までに48人に1億4934万5361円の被害が出ていると説明。「何かおかしい、話がうま過ぎると思ったら家族や友人、警察に相談してほしい」と呼び掛けた。警察相談専用電話(♯9110)も紹介した。