和歌山県みなべ町は、2020年の東京五輪で新種目に採用された岩壁を登る競技「スポーツクライミング」(ボルダリングなど)によるまちづくりに取り組む。昨年の「紀の国わかやま国体」の競技に利用した旧清川中学校の施設を活用し、「町のスポーツ」に位置付け、交流人口増を狙う。

 主体となるのは町、町教育委員会、みなべ観光協会、「町スポーツクライミング事業実行委員会」(町、町体育協会、県山岳連盟、愛好者)、地域住民でつくる活性化団体「清川を考える会」。

 2019年度には、ボルダリングを中心にスポーツの交流人口を14年度比1万4千人増の3万人に、スポーツ目的の町内宿泊数を5千人増の2万5千人に、合宿団体を10団体増の55団体にしたいという。

 当面は、競技の普及や指導者育成を目指し、国体選手による教室や体験イベントなどを開く。さらには、昨年初めて開いた「梅の里カップ・ボルダリング大会」を継続開催する。各種競技会の誘致や選手への利用呼び掛け、ボルダリングを活用した観光体験メニューも企画する。