美と健康に関する商品がずらりとならぶ国内最大規模の総合展示会「ダイエット&ビューティフェア」、「アンチエイジングジャパン」、「スパ&ウェルネスジャパン」が2016年9月12日から14日までの3日間、東京ビッグサイトにて行われた。

約400の企業が美と健康に関連する食品や化粧品、グッズなどの商品を展示した。今年は、「水素」「炭酸」「ケイ素」を使ったアイテムが多く出品されていた。

数あるブースの中でも記者が注目したのは、日本のご当地健康食品やコスメだ。静岡県の製茶問屋である白形傳四郎商店は、美容や健康に良いといわれるオレイン酸、β−カロチン、ビタミンEを含むお茶の実を使った食用オイル「ゴールドティーオイル」を開発。2016年10月に発売予定だ。

お茶の新しい使い方を開発することで、昨今、問題になっている茶畑耕作放棄地の解消につながればと期待しているという。

宮城県気仙沼市の気仙沼水産資源活用研究会は、フカヒレ生産日本一の特徴を生かして、2015年7月にフカコラーゲンと地元産の柚子を使った化粧水と美容液「kesemoマリナス」を発売。

開発時には皮膚科医監修による保湿効果試験を行い、本当に良いものを目指したという。少しずつ評判が広まり、ユーザーからの要望もあって2016年8月にはクレンジングジェル、10月には保湿クリームとラインアップを増やしている。

愛媛県西予市の生産者団体「無茶々園」は、地元で取れた伊予柑やハチミツ、真珠貝などを原料に「yaetoco」というブランドでハンドクリームや石けん、化粧水を作っている。ハンドクリームは、美容業界のバイヤーやジャーナリストが選ぶ「ジャパン・ビューティアワード」の優秀賞に選ばれた。

いくつかサンプルを試してみたが、どれも使い心地がよかった。原材料まで明確なのも、ご当地アイテムならでは。生産・開発者の顔が見える安心感は、農産物だけでなく、化粧品でも同じことだと感じたイベントだった。

(Aging Style)