「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。

今回のテーマは「セカンド彼氏」。本命の彼氏がいながら、彼に足りないと感じる部分をもう一人の別の男性に求める。寂しい時に呼び出したり、本命との関係が煮詰まった時にちょうどいい存在とのことですが、坂上さんは「セカンド彼氏」についてどのようにお考えでしょうか?

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本命にないものを求めるための策? 非常に効率的といえば聞こえはいいですけど。

相手に100を求めるなんてそもそも無茶な話だし、誰しも足りない部分があって当たり前。よく“腹八分目”がちょうどいいっていうでしょ。それと同じで、相手の足りない部分を伸びしろだと思えば、その人で十分楽しめると思うんですけどね。恋愛での物足りなさを別の男で穴埋めするという手っ取り早さが、僕にはどうもつまらない考え方だとも思えてしまいますが…。

女性に比べると男性は浮気や不倫に対してルーズだけど、気が小さい分、悪いことをしている自覚があったりするんです。女性は意外と大胆だから、何かルールを作っておかないと、歯止めが利かなくなりそうで怖い。「本当は本命だけでいいんだけど…」というくらいの後ろめたさを、せめて持っていてほしいですね。

都合のいい環境って、必ずリスクがともなうもの。自分の行動をちゃんと自分に置き換えて考えてみましょう。気が付いたら、しっぺ返しで彼氏にとってのサードかフォースになっていたりして!

◇さかがみ・しのぶ 俳優。『バイキング』(フジ月〜金曜)メインMC。『ダウンタウンなう』『あのニュースで得する人損する人』『有吉ゼミ』レギュラーほか、出演番組多数。


※『anan』2016年10月5日号より。写真・中島慶子 イラスト・3rdeye 文・神保亜紀子