あなたは自分に色気があると思いますか? アンアン読者100人に「自分に色気があると思いますか?」とアンケートを行ったところ、自分に色気がないと答えた人が全体の82%を占める結果に。

その理由を見てみると、「痩せていて胸がないから」(30歳・営業)、「童顔だから」(34歳・事務)といった、外見をあげる人がほとんどで、逆に自分に色気があると答えた少数派も「体がエロいと言われる」(22歳・学生)といった理由が多数。どうやら大半の読者が、色気は容姿によって作られるものだと考えている様子。

けれど、決して完璧なルックスではないのに、なぜか色っぽい人って、いませんか? それは一体何か。合コン、婚活アナリスト・松尾知枝さんと著述家・湯山玲子さんにお話を伺いました。

今の時代に必要とされる色気とは、

「なぜか気になる…と相手に思わせる“曖昧さ”や“物足りなさ”です。草食化が進み、自分になかなか自信が持てない今の日本人男性にとって、視覚的に圧倒するわかりやすいセックスアピールは逆効果。そういった直接的なものより、相手の想像を掻き立てるような“吸引力”が必要です。例えば、色っぽい女性は、相手を決めつけるようなことを言わなかったり、自分のすべてを語らなかったり、その発言にどこか物足りなさがあります。すると人は、“その先はどうなっているんだろう…”と、その足りない部分を自分の想像で補おうとする。その結果、相手に自分の印象を強く残すことができ、それが結果として色気に繋がるのです」(松尾さん)

また、相手の想像力を掻き立てるには、鎧を脱ぎ、素の自分をさらけ出すことも大切。

「人は“自分の前ではこんな顔を見せるんだ…”という、一瞬の素のチラリズムに弱い。とくに今どきの女性は、自分が傷つきたくないがゆえに、心のガードが強い。それを外してリラックスしたときに、色気が出るんです」(湯山さん)

◇湯山玲子さん 著述家、ディレクター。『スッキリ!!』(日本テレビ系)や『バラいろダンディ』(TOKYO MX)のコメンテーターとして活躍中。

◇松尾知枝さん 合コン、婚活アナリスト。CA、モデル、タレントを経て、現在は婚活支援サービス「Precious 美女塾」を運営。www.inprecious.jp


※『anan』2016年10月19日号より。取材、文・菅野綾子(C)bugphai