「あの人、なんだか色っぽい」と言われる女性になるにはどうしたら良いのか。

「会話中に、ふと目をそらしたり転調させることで、相手の脳細胞にあなたの印象が刻み込まれます」と脳科学者の塩田久嗣さん。では、色気目線の実践者の使い方は? 

「まずは、自分の色気を自覚すると、目線も艶っぽく変化していきます」とビューティセラピスト・真島あみさん。

真島さんによると、色気は「生命力」で、どんな女性にも備わっているもの。「自分にも当然ある」と自信を持って振る舞うことで、自然と目から色気があふれ出てくるという。

これに対しては、塩田さんも太鼓判を押す。

「脳は錯覚する器官ですから、自分は色気があると思っていれば、色っぽい言動をするように促してくれるんです」

そこで、印象に残る色気目線の使い方を真島さんに教えてもらいました。

■相手を“受け入れる目線”を身につける。
色っぽい目線というと、相手を誘惑するようなものを想像するけれど、それはむしろ逆効果。
「大切なのは、相手を受け入れて愛してあげようという気持ちで見つめること。そうすれば目はやわらかい表情になって相手は心を開きやすくなりますし、母性のような雰囲気も、男性が感じる色気につながります」(真島さん)

■時おり、伏し目にしたり、目をそらす。
人は正面からずっと見つめられると居心地が悪くなるもの。
「時おり、伏し目にしたり目をそらしたり、相手から目線を外してみて。相手にこちらをゆっくり見る余裕を与えてあげると、唇やまつ毛など女性らしい部分に目がいき、意識するように。また、見つめすぎないことで、薫りたつような自然体の色気になります」

■意識してゆっくりまばたきをする。
目でゆったりした印象を与える行為は、色っぽさに効果的。瞳をキョロキョロ動かしたり、頻繁にまばたきをするのはNG。
「威圧感や落ち着きのない印象を与えると、どうしても色気には結びつきづらくなります。ゆっくりまばたきをすることで、やさしい印象になりますし、物憂げな感じも演出できます」

◇塩田久嗣さん 脳科学者。脳科学についてわかりやすい解説に定評が。人気携帯サイト「男子脳×女子脳」(「男子脳 ザッパラス」で検索)の企画、監修も手がける。著書多数。

◇真島あみさん ビューティセラピスト。メイク指導やカウンセリングを行い、恋愛セミナーの講師も。著書に『思わず二度見される色気美人になれる本』(東邦出版)。


※『anan』2016年10月19日号より。イラスト・mariya suzuki 文・熊坂麻美