香りを上手に使いこなすことは色っぽさを磨くための不可欠な要素。素肌の香りを整えつつ、さりげなく香りを重ねる、イマドキの香らせ術を伝授!

香りには生殖本能をダイレクトに刺激する働きがあり、色気とはまさに切っても切れない関係。

「人は自分に合う異性を匂いで嗅ぎ分けることができるといわれています。最近は消臭意識が高まっていますが、自分の素の匂いを生かし、香らせることは、色気を高める上でとても大切です」(カオリスト・川上智子さん)

素の匂いを意識することで、フレグランスを纏った時も個性が際立ち、より色気を演出できる。

「香水や柔軟剤など、アイテムによって香りの広がり方が異なります。それぞれの特徴と香りを組み合わせることで、目的に応じた色気を手に入れて」(フレグランスアドバイザー・MAHOさん)

では、具体的な3つの「香らせテク」をご紹介します!

■香らせテク(1) 香りのハンガーを作りほのかな移り香を楽しむ
服のさりげない香りづけとしておすすめなのが、クローゼットを香らせるワザ。ハンガーに布をかけて香水を吹きかけ、クローゼットに入れるだけ。「洋服に直接かけるよりも柔らかく香りが移り、生地も傷めません」(MAHOさん)。服の香りはその人の部屋を想像させるので、生活臭までイイ女と思われるはず。

■香らせテク(2) 仕込みポイントは腰から下がお約束
オフィシャルな場で香りを纏う時に注意したいのがつける位置。上半身は鼻までの距離が近いため、香りを強く感じて押し付けがましい印象になりがち。「腰から下につけるのが基本。温度が高く歩くたびに香りがふわりと漂うひざ裏もおすすめです。上半身につけるなら、背中など体の裏側に」(川上さん)

■香らせテク(3) ボトムスに合わせてつけ方をチェンジ
ボトムスのデザインによって香りの広がり方が異なるため、しっかり香りを楽しみたいならつけ方も変えること。「裾が揺れるスカートは裏地にシュッ。パンツの場合はトップスの裾が揺れた時に香るように、背中のくぼみにつけましょう。裾をインする場合はくるぶしにつけるといいでしょう」(川上さん)

◇川上智子さん カオリスト。きゃら香房代表。10代から調香を学び、嗅覚コンサルティングとして調香講座や講演会、ワークショップなど幅広く行う。

◇MAHOさん フレグランスアドバイザー。メディアやイベントで香り提案を行う他、主宰サロン『プライベート トワレ』のパーソナルセレクトも人気。


※『anan』2016年10月19日号より。写真・小笠原真紀 イラスト・森 千章 取材、文・真島絵麻里