およそ29日間かけて満ち欠けを繰り返す月。なかでも新月には、私たちの願いを叶えてくれる底知れない力が秘められているという。

「占星術では、月は女性、太陽は男性を表します。そして、月と太陽が重なる新月は、人間に例えると男女が交わっているのと同じ状態です。それは胎内に新しい命を宿すことにつながり、授かった命は、お腹の中で大切に育まれます。そんな生命誕生の原理と、心願成就の理屈は、実は一緒。新月の時に植えつけた願い事という種は、まるで母親から栄養を吸収する胎児のように宇宙のエネルギーをグングンとり込み、成長します。機が熟せばいよいよ出産のごとく、夢が実現するのです」(ソウルメイト研究家・Keikoさん)

新月は、毎回12星座のいずれかの場所にあり、その月星座のテーマに合わせて願いをたてることもポイントに。

「例えば蠍座の新月なら、蠍座のテーマである“セックス”や“お金”に関わる内容にすること。次の射手座は“海外”なので、それに絡めた願いをたてて。得意分野のほうが月も叶えやすいんです」

とはいえ、経済的に豊かにはなりたいけれど、海外に全く興味がない、という人だったら…?

「それでも射手座の時は“外国人の友達を作りたい”など、月のテーマと絡めて、最小限こうだったらいいな、と思う願いをたてること。その友達から収入アップにつながる仕事が舞い込むなど、どの扉から夢につながるかは、月のみぞ知るところ。新月でたてた願いが叶う目標時期は、同じ星座で満月を迎える約半年後なので、それまでに一つひとつ可能性の扉を開けておきましょう」

そこでソウルメイト研究家・Keikoさんに、月に願いを届けるための3つの「お作法」について教えていただきました!

■願い事は新月にたてる。約半年後の満月がゴール。
「月に願い事を託すタイミングは、月と太陽が交わる新月の夜。その願いが結実するのは、同じ星座で満月を迎える約半年後と心に留めて。直近の蠍座の新月でいうと、満月は'17年5月11日です。半年間、新月ごとに願いをたてていくと、いずれかが糸口になって、満月の頃には夢が叶っているか、何らかの道筋ができているはず」

■各新月の星座が持つテーマを意識しよう。
「新月は、伴っている星座によって専門分野が異なります。いくら彼氏が欲しいからといって、仕事を司る星座の新月に恋愛の願い事をしても、月には届きません。仕事の新月には仕事と、テーマに合わせた願いを託しましょう。別のルートから本命の夢が叶うケースも往々にしてあるので、まずは願いを届けることが先決です」

■願いが叶ったら必ずお礼を。
「月は多くの人のしあわせを望んでいます。そのため、月から恩恵を受けたら“人”に対して還元しましょう。『夢が叶ったお祝いに』と友達にごちそうしたり、自分のスキルを人に提供したり、しあわせを分かち合うのです。月に“幸運をお裾分けできる人”と認められれば、より願いが叶いやすくなるという好循環も期待できます」

◇Keikoさん ソウルメイト研究家。ブログ「Keiko的、占星術な日々。」では、天体の配置から読み解く“ツキ”情報などを更新。新刊『Keiko的Lunalogy 月星座ダイアリー2017』(小社刊)も好評。


※『anan』2016年10月26日号より。文・保手濱奈美(C)RomoloTavani