ラグビーに打ち込む男子高校生の成長と熱き青春を描くTVアニメ『ALL OUT!!』が10月より放送スタートする。
雨瀬シオリ原作の『ALL OUT!!』は月刊「モーニング・ツー」で連載中。身長の低さがコンプレックスで負けん気が人一倍強いラグビー初心者 祇園健次、身長190cmと恵まれた体格だが気が弱い石清水澄明、熱い闘志を秘めたキャプテン 赤山濯也、いつもニコニコしていて面倒見のいい副キャプテン 八王子睦ら県立神奈川高校のラグビー部を中心に、ライバルとの戦い、それぞれの葛藤や成長が丁寧に描かれている人気コミックだ。

TVシリーズ初のラグビーアニメを制作するトムス・エンタテインメント×マッドハウス。一体どのような作品になるのだろうか? TVアニメ放送に先駆け、絶賛進行中のマッドハウスの制作現場にお邪魔してきた。

現場は大きくわけて、全体をコントロールする演出チーム、作画チーム、撮影チーム、3DCGチーム、仕上げチームなど、同じ作品でも役割ごとに異なる場所で制作している。
どのチームでも、スタッフはひたすら黙々と作業。とにかく手を動かす! 前へと進める! 静けさの中からそんな気持ちが伝わってくる。静かながらも、『ALL OUT!!』の好きなキャラクターがいつでも目に入るようにデスク周りに工夫を凝らしたり、読み込まれたラグビーのルールブックが置かれていたり、付箋に書かれたラグビーに関するメモがあるなど言葉にならない部分で作品への愛も垣間見えた。

また、制作の指揮をとるのは清水健一監督。『寄生獣 セイの格率』などを手がけた清水監督とあって、試合や練習などのアクションシーンにも期待が膨らむ。また、清水監督自身も高校時代にラグビー部に所属していたこともあり、その経験を生かした表現も見どころだろう。

キャラクターデザインは筱雅律さん。『BLACK LAGOON』『シグルイ』などでキャラクターデザインを担当した筱さんが描くラガーマンの肉体美も見逃せない。
「原作を読むと、高校生男子だけれどもどこか女性っぽいラインというか、独特の骨格バランスで人物を描いてらっしゃるので、それをアニメに向けて起こすのが苦労しました。作画さんたちも苦心しているのではないでしょうか(笑)。でもかっこいい絵になると思うので楽しみにしていてください」と筱さん。

清水監督に制作について質問してみると「スポーツならではのポージングがとにかく難しい」。一方で「雨瀬さんの描くマンガ自体にかっこいいコマがたくさんあって。それが本当に素晴らしいので、それを生かしたいと思っています。マンガを越えられるかな、越えたいけれどどうだろう。今はそんな気持ちですね」と、放送に向けての意気込みはばっちり。
ちなみに、高校時代の清水監督のポジションはバックス。現在より10kg以上体重があり、主人公の祇園と同じ低めのタックルが大好きだったそう。「絶対に見るよりもプレイするほうが楽しいし、気持ちいいです」。清水監督のラグビーへの想いは現在も熱いようだ。

TVアニメ『ALL OUT!!』公式サイトではイベントレポートなどスペシャルコンテンツのほか、オリジナルアイコンや壁紙を配布中。今後も随時更新予定だ。神高ラグビー部の一員になれるTwitter企画「神高ラグビー部へ入部して応援しよう!」も好評実施中だ。
原作コミックスは現在10巻まで発売中。モーニング公式サイトにて第1話を無料で試し読みできる。

TVアニメ『ALL OUT!!』
http://allout-anime.com/index.html

原作コミックス『ALL OUT!!』第1話 無料試し読み
http://morning.moae.jp/lineup/141