プロ野球・巨人の元投手らによる一連の野球賭博事件で、警視庁は23日、指定暴力団山口組系の40代の組員ら3人が関与していた疑いが強まったとして、賭博開帳図利容疑で逮捕状を請求した。身柄が確保でき次第、逮捕する方針。捜査関係者への取材でわかった。

 巨人の元投手らの野球賭博が発覚して以降、警視庁は暴力団が関与していたとみて捜査を続けてきた。暴力団組員が逮捕されれば、一連の事件では初めて。同庁は、元投手らの賭け金が暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて全容解明を進める。

 捜査関係者によると、逮捕状の容疑は、組員らが客から賭け金を集め、プロ野球の試合の勝敗を予想する賭博をさせたというもの。警視庁は組員らが、元投手らから賭け金を集めていたとされる飲食店従業員斉藤聡被告(38)=同罪で起訴=らにも賭博をさせていた疑いがあるとみている。