「アラブのノーベル賞」とも呼ばれるサウジアラビアの「キング・ファイサル国際賞」の今年の受賞者に、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの岸本忠三特任教授(77)が選ばれた。主催するキング・ファイサル財団が発表した。

 岸本さんは医学部門での単独受賞。自己免疫疾患に関わる物質「インターロイキン6」を発見し、関節リウマチなどの治療薬の開発につながった。治療薬アクテムラは国内では2008年から使われ、世界100カ国以上で承認されている。

 同賞は、イスラム教への奉仕、イスラム研究、医学、科学、アラビア文学の5分野を対象に毎年選考している。賞金は20万ドル(約2300万円)。日本人は、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長ら4人が受賞している。