(23日、大相撲秋場所13日目)

 12日目に負け越しが決まった十両筆頭の宇良。この日の相手の里山は、身長、体重がほぼ同じで、同じく下からの攻めで活路を見いだす戦い方も同じ。やはり立ち合いから、潜り込み合戦になった。

 どちらも狙いは不発で、頭をつけての攻防に。宇良が「押していける」と思い切って出たが、これは里山の策略だった。宇良は左腕をとられ、出た勢いのままに土俵外へ引っ張り出された。決まり手は「ひっかけ」。宇良は「いやあ、きれいに決まってしまいましたね」と苦笑いだった。

 里山について聞かれ、「いろいろ教わってみたいです」。35歳の業師に9敗目を喫したが、どこか爽快感の漂う宇良だった。