プロ野球阪神の福原忍投手(39)が23日、兵庫県西宮市内のホテルで会見を開き、今季限りでの引退を表明した。4月に2軍落ちして1軍での登板は8試合にとどまり、「チームの力になれなかった。調子が上がらず、空振りをとれると思った球でもとらえられることがあった」と理由を語った。10月1日の巨人戦(甲子園)で引退セレモニーが予定されている。

 会見では何度も言葉を詰まらせ、涙をぬぐった。「いろいろな方に支えられて18年間、現役を続けられた。本当に感謝しています」。金本監督は高校の先輩にあたり、投手陣の主将にも指名されていた。「監督を胴上げしたかった。チームの力にも監督の力にもなれず、申し訳なかった」

 福原は広島・広陵高から東洋大をへて1998年秋のドラフト3位で入団。2006年には自己最多の12勝を挙げた。主に中継ぎとして11年から5年連続で50試合以上に登板。14、15年と最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。今後は未定という。通算成績は23日現在で登板594試合、83勝104敗29セーブ、137ホールドポイント、防御率3・49。