(13日、大相撲初場所6日目)

 優勝した先場所の腰の据わった、重い相撲はどこにいったのか。初の連覇を狙った鶴竜が6日目にして3敗目を喫した。目標は早くもかすみつつある。

 相手は初顔合わせの荒鷲。ここまで全敗の平幕に「なめてかかり過ぎた」と立ち合いから隙があった。腰が高く出足に鋭さがない。自身より16キロ軽い荒鷲の低い踏み込みに動きが止まる。簡単に上手を許し、浅くつかんだ左上手は回り込まれてすぐに切られた。さらに、不利な形になると下がってしまう悪い癖が出た。粘る間もなく俵を割った。