ノルディックスキー・ジャンプ女子のワールドカップ(W杯)個人第7戦が14日、札幌市の宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル)で行われ、22歳の伊藤有希(土屋ホーム)がW杯初優勝を果たした。4連勝と節目の通算50勝を狙った高梨沙羅(クラレ)は2位だった。

 今季個人総合2位につける伊藤は、1回目に95メートルを飛んでトップに立ち、2回目も最長不倒の96メートルをマーク。合計254・3点で圧勝した。高梨は1回目に93メートルで2位につけたが、2回目は92メートルに終わり、242・1点で逆転はならなかった。

 伊藤は北海道・下川町出身。今季は開幕から2戦連続で2位と幸先よくスタートを切ると、第5戦も3位に入り、好調を維持していた。所属チームでは、選手兼任監督の葛西紀明から指導を受けている。

 このほかの日本勢では、勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)が12位、岩渕香里(北野建設)が19位、岩佐明香(日大)が29位だった。

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 〈W杯初優勝の伊藤有希〉 「(2本目は)いい緊張感で迎えられた。ジャンプは安定してきていると思うが、まだ目指すところがある。さらに技術を磨いていきたい」

 〈2位の高梨沙羅〉 「きのうよりずいぶんいいジャンプができた。あすにつながる結果。(伊藤)有希さんのジャンプは下から見ていて、すごいなと思った」