最近、日韓の映画交流が盛んだ。韓国で上映中の「密偵」ではソン・ガンホと鶴見辰吾が共演。10月の釜山国際映画祭では多くの日本作品が上映される。「シュリ」で知られ、22日から岐阜県高山市で初めて開かれる飛?高山映画祭に参加する姜帝圭(カンジェギュ)監督に、日韓の映画交流について聞いた。

 姜監督は昨秋に日本でも封切られた「チャンス商会」を飛?高山映画祭に出品。22日にはオープニングトークショーで韓国映画「哭声(コクソン)」に出演した國村隼と対談する。同市を訪れるのを前に、「日本映画を代表する一人。活躍するエネルギーがどこから生まれるのか、色々な話を聞いてみたい」と語った。

 なぜ最近、日韓の映画交流が盛んなのか。「共有する歴史も多いし、地政学的にも近い国。これまでなかったこと自体が不自然だ」。冷却していた最近の日韓関係を念頭に「政治的な解決は難しい。映画などの交流で肯定的なメッセージを交換したい」と語る。

 姜監督自身、日本や台湾、香港映画の影響を強く受けたという。オダギリジョーが主演した「マイウェイ」も監督した。「映画に対する姿勢、感覚に違いはない」と確信したという。