トランプ次期米大統領は12日、大統領補佐官兼経済担当の上級顧問に、米金融大手ゴールドマン・サックス幹部のディナ・パウエル氏を起用すると発表した。トランプ氏は選挙中にウォール街を批判していたが、政権要職にゴールドマン出身者の起用が続いている。

 パウエル氏は中小企業や女性の起業家支援などを担当する。米メディアによると、パウエル氏はアラビア語が堪能。トランプ氏の長女イバンカさんや、イバンカさんの夫でホワイトハウスの上級顧問となるジャレッド・クシュナー氏らと仕事をするという。パウエル氏はブッシュ前政権で大統領補佐官や教育担当の国務次官補なども務めた。

 次期政権の閣僚では、財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏らがゴールドマン出身だ。(ワシントン=五十嵐大介)