水中スポーツを統括する国際機関「世界水中連盟(CMAS)」公認の第3回アジア水中写真選手権大会で、熱海市に住むスキューバダイビングインストラクターで水中写真家の水野京子さん(59)が、2部門で銀メダルを獲得した。水野さんは「競技としての水中写真の魅力を熱海から発信したい」と意欲を語り、2017年11月にメキシコで開かれる世界大会での金メダル獲得を目標に掲げた。
 大会は16年11月にインドネシア・バリ島で開かれ、アジア各国・地域から約30人が出場。水野さんは日本代表として3回連続の出場を果たし、日本水中スポーツ連盟・水中競技映像委員長で、日本代表チーム主将も務める夫の知行さん(61)らと共に挑んだ。定められた範囲や時間内で撮った写真で競うが、データ加工はできず、ダイビングと撮影の技術に加え、チームワークも重要だという。
 水野さん夫妻は約3年前に東京から移住し、熱海でダイビングスクールを続ける。16年8月には市内で珍しいロシア料理の店「カフェ・ベルゥーガ」も開業。店内に多数の写真を飾り、ロシアの食文化や水中世界の魅力発信に力を入れる。
 2人は伊豆半島の魅力を強調し、「アジア大会を熱海などで開ければ、観光振興につながる」との夢も抱く。