1年でJ1復帰を果たした清水。伊達強化育成本部長兼強化部長は「降格、昇格を経験した2年間を忘れず挑戦者として戦う」と2年ぶりのJ1に臨む決意を示した。
 就任2年目の小林監督は選手に自覚を強く求める。「試合は2時間だが、それまでにどんな準備をするか。生活に入り込んででも、アスリートとしての質を高めたい」と選手の管理を徹底する。16日の沖縄での始動日前に身体検査を実施。ベスト体重の増減によっては罰金を科すことを選手に通達している。
 J2の昨季はサポーターやスポンサー、地元に支えられていることを強く感じたシーズンだった。左伴社長は「1年でJ1に戻れなかったら、球団経営すら危ぶまれた」と話す。目標を達成し、今季は年間シートの売り上げが好調。クラブ経営も単年で黒字に転換できる見通しとなり、チームの長期的な強化体制づくりを進める。
 J1では6位だった2010年以降は10、9、9、15、17位と低迷。小林監督は「まずは1桁順位を目指す。そのためにも(34戦)15勝5分けで勝ち点50は必要。J1は一つ壁を越えれば上にいく。昨年苦しんだ前半戦が大事になる」と2月25日の神戸との本拠地開幕戦に照準を合わせ、スタートダッシュを目指す。

 ■加入選手一言
 ▽GK六反(J1仙台)
 オールラウンドなプレーを求めながら、高いボールの処理やキックなど自分の特色を出したい。清水は若い選手が多い。積極的に声を掛け、伸び伸びプレーしてもらう。
 
 ▽DF飯田(専大)
 前への推進力と突破力を生かすプレーが自分の特長。特別指定選手だった昨年から練習に参加してきたが、大学に戻ってからは守備面の改善を意識した。
 
 ▽DF立田(清水ユース)
 試合の組み立てや空中戦、長短のパスに自信がある。体づくりからしっかりやって監督にアピールしたい。
 
 ▽MF野津田(J1新潟)
 伝統のある清水でプレーし、貢献できれば自分の成長にもつながると思っている。一つでも上の順位を目指す。持ち味はゴールに直結するプレー。