◆ 5人ともまずまずの成績

 昨年のドラフト会議では高校生組が藤平尚真(楽天)、今井達也(西武)、寺島成輝(ヤクルト)、堀瑞輝(日本ハム)、大学生組が田中正義(ソフトバンク)、佐々木千隼(ロッテ)、加藤拓也(広島)、吉川尚輝(巨人)、浜口遥大(DeNA)、大山悠輔(阪神)、柳裕也(中日)、社会人組は山岡泰輔(オリックス)がドラフト1位指名を受けた。

 多くの球団で新人合同自主トレがスタートし、プロ野球生活の第一歩を踏み始めている。そんな彼らが、プロの世界でどのような活躍を見せるか気になるところ。ここでは、最近5年間で西武からドラフト1位指名を受けて入団した選手たちが、1年目にどのような成績を残したのか振り返っていきたい。

 最近5年間の西武の新人をみると、新人王を獲得した選手は現れなかったが、5人ともまずまずの成績を残している。社会人組の11年ドラ1の十亀剣、12年ドラ1の増田達至が40試合以上に登板。

 高卒組では13年ドラ1の森友哉が、高卒新人では68年の江島巧(中日)以来となるプロ1号から3試合連続本塁打を記録した。14年ドラ1の高橋光成は、8月の月間MVPを受賞する活躍を見せた。大卒組も15年ドラ1の多和田真三郎が、7勝を記録した。

 その他、最近5年間のドラフト1位の1年目成績は以下の通り。

◆ 最近5年間のドラ1の成績

【2012年】
十亀剣(JR東日本)
1年目成績:41試 6勝0敗 防2.72
☆開幕を二軍で迎えたが、5月30日に広島戦でプロ初登板を果たすと、ロングリリーフを中心に41試合に登板。9月は月間14試合に登板し、1勝2ホールド、防御率1.88を記録した。

【2013年】
増田達至(NTT西日本)
1年目成績:42試 5勝3敗 防3.76
☆故障の影響で開幕二軍スタートとなったが、6月13日の中日戦でプロ初登板を果たすと、7月は月間10試合に登板して防御率0.00。8月以降は打ち込まれる場面も目立ったが、まずまずの成績を残した。

【2014年】
森友哉(大阪桐蔭高)
1年目成績:41試 率.275 本6 点15
☆高卒新人ということもあり開幕を二軍で迎えたが、イースタンリーグで3割を超えるアベレージを残し、オールスター明けに一軍昇格。高卒新人では、68年の江島巧(中日)以来となるプロ1号から3試合連続本塁打を記録した。

【2015年】
高橋光成(前橋育英高)
1年目成績:8試 5勝2敗 防3.07
☆プロ初登板・初先発となった8月2日のソフトバンク戦で敗戦投手となったが、23日のロッテ戦でプロ初完封勝利をマークするなど月間4勝を記録。球団の高卒新人では、99年7月に受賞した松坂大輔以来となる月間MVPを獲得した。

【2016年】
多和田真三郎(富士大)
1年目成績:18試 7勝5敗 防4.38
☆プロ初登板・初先発となった5月14日の日本ハム戦は1回4失点で降板と、ホロ苦いプロデビューとなった。夏前までは不安定な投球が続いていたが、8月11日の日本ハム戦で完封勝利を挙げると、この試合から自身5連勝でシーズンを終えた。

【2017年】
今井達也(作新学院高)
ポジション:投手
生年月日:98年5月9日
投/打:右/右
身長/体重:180センチ/70キロ
経歴:作新学院高