◆ いよいよWBC開幕

 いよいよ7日、『第4回ワールドベースボールクラシック』(WBC)侍ジャパンの初戦、キューバ戦が東京ドームで行われる。

 本番前の強化試合では2勝3敗と負け越したが、5日に行われたオリックスとの強化試合では、同点の9回に秋山翔吾(西武)が2点タイムリー三塁打を放ち勝ち越しに成功し、このリードを最終回から登板した秋吉亮(ヤクルト)が守り切った。

 最後の強化試合を勝利で終えた侍ジャパンは、7日のキューバ戦でも勝利し好スタートを切っていきたいところ。ここでは、過去3大会のWBC初戦を振り返っていきたい。


◆ 第1回大会はコールド発進

 第1回大会の第1ラウンドの初戦は中国と対戦し、18−2で8回コールド勝ちした。

 日本は格下の中国に4回が終わった時点で2−2と苦戦するも、5回に西岡剛、福留孝介の連続本塁打などで4点を奪い勝ち越しに成功すると、攻撃の手を緩めなかった日本は6回に3点、7回に2点、8回に7点を奪った。

 終わってみれば、15安打18得点の猛攻で幸先の良いスタートを切った。

【2006年3月3日 WBC 第1ラウンドA組】

▼ 日本 18 − 2 中国(東京ドーム)
<試合時間:3時間04分 観衆:15,869人>
日|011 043 27|18
中|000 200 00|2
※8回コールドゲーム
[勝] 上原浩治(1勝0敗)
[負] 趙 全 勝(0勝1敗)
[本] 西岡(日本/1号)、福留(日本/1号)、多村(日本/1号)、王偉(中国/1号)



◆ 第2回大会も中国に快勝

 第1回大会は第1ラウンド初戦の中国戦に18−2で8回コールド勝ちした侍ジャパンは、第2回大会の初戦も中国と対戦した。

 侍ジャパンは両チーム無得点で迎えた3回に、村田修一の2ランなどで3点を先制すると、6回にも1点を加えた。

 投手陣は先発したダルビッシュ有が、中国打線を4回0安打無失点に抑えると、涌井秀章、山口鉄也、田中将大、馬原孝浩、藤川球児の無失点リレーで勝利した。

【2009年3月5日 WBC 第1ラウンドA組】

▼ 日本 4 − 0 中国(東京ドーム)
<試合時間:2時間55分 観衆:43,428人>
中|000 000 000|0
日|003 001 00X|4
[勝] ダルビッシュ有(1勝0敗)
[負] 李晨浩(0勝1敗)
[本] 村田(日本/1号)


◆ 第3回大会はブラジルに辛勝

 第3回大会は、ブラジルとの初戦に5−3で勝利したが、終盤までブラジルにリードされるなど苦しい試合だった。

 侍ジャパンは2−2で迎えた5回に、3番手で登板した摂津正がブラジル3番・レジナットにタイムリーを浴び勝ち越しを許す。

 すぐに反撃に出たい侍ジャパンだったが、ブラジル投手陣を打ち崩すことができず試合は終盤へ。1点を追う8回一死二塁から代打の井端弘和が、ライト前タイムリーで同点に追いつくと、代打・阿部慎之助の二ゴロの間に逆転に成功する。さらに松田宣浩がセンター前タイムリーで、この回3点を奪った。

 このリードを8回が能見篤史、9回が牧田和久の継投で逃げ切った。

【2013年3月2日 WBC 第1ラウンドA組】

▼ 日本 5 − 3 ブラジル(福岡ヤフオク!ドーム)
<試合時間:3時間20分 観衆:28,181人>
日|001 100 030|5
ブ|100 110 000|3
[勝] 摂津 正(1勝0敗)
[S] 牧田和久(0勝0敗1S)
[負] オスカル(0勝1敗)
[本] なし