◆ 第1回大会は決勝で対戦

 2大会ぶりの世界一を目指す侍ジャパンは7日、『第4回ワールドベースボールクラシック』(WBC)初戦のキューバ戦を迎える。

 1982年から97年の16年間国際大会151連勝、五輪で3度の金メダルを獲得するなどかつて圧倒的な強さを誇ったキューバだが、WBCでは1度も世界一に輝いていない。

 五輪ではキューバに苦しめられた日本だが、WBCでは3勝1敗と勝ち越す。WBCで初対戦となった第1回大会の決勝では、侍ジャパンが初回打者一巡の猛攻で、4点を先制。中盤の5回にも2点を奪いリードを広げた。だが、日本はキューバの反撃にあい6回と8回に2点を奪われ、1点差に迫られた。

 それでも、9回にイチロー、福留孝介のタイムリーなどで4点を挙げリードを広げた。最終回は8回途中からマウンドにあがっていた大塚晶則が1点を失うも逃げ切り、初代王者に輝いた。

【2006年3月20日 WBC 決勝】

▼ 日本 10 − 6 キューバ(ペトコパーク)
<試合時間:3時間40分 観衆:42,696人>
日|400 020 004|10
キ|100 002 021|6
[勝] 松坂大輔(3勝0敗)
[S] 大塚晶則(0勝0敗1S)
[負] ロメロ(2勝1敗)
[本] なし



◆ 第2回大会は2戦2勝

 第2回大会は、第2ラウンドで2度対戦し2勝。1戦目は160キロを超える速球が武器の剛腕・チャプマンに対し、日本打線が青木宣親のタイムリー、村田修一の犠飛などで3点を奪い、3回途中でノックアウトさせた。その後も侍ジャパンは、4回、5回、9回に1点ずつ奪い6点を挙げた。

 投げては先発した松坂大輔が、粘りの投球で6回を5安打8奪三振0四死球無失点と試合を作った。7回からは岩隈久志、馬原孝浩、藤川球児のリレーで逃げ切った。

 2度目の対戦も、打線が8安打5得点を奪うと、先発した岩隈はキューバ打線に的を絞らせず、6回を5安打無失点。7回から登板した杉内俊哉も3回をパーフェクトに抑えるなど、09年は2度の対戦とも完封勝利した。

【2009年3月15日 WBC 第2ラウンド1組 Game1】

▼ 日本 6 − 0 キューバ(ペトコパーク)
<試合時間:3時間33分 観衆:20,179人>
日|003 110 001|6
キ|000 000 000|0
[勝] 松坂大輔(2勝0敗)
[負] チャプマン(0勝1敗)
[本] なし

【2009年3月18日 WBC 第2ラウンド1組 Game5】

▼ 日本 5 − 0 キューバ(ペトコパーク)
<試合時間:3時間26分 観衆:9,774人>
日|000 210 101|5
キ|000 000 000|0
[勝] 岩隈久志(1勝1敗)
[S] 杉内俊哉(0勝0敗1S)
[負] マヤ(0勝1敗)
[本] なし


◆ 第3回大会は投手陣が打ち込まれ勝利ならず…

 第3大会は、第1ラウンドの3戦目に対戦した。

 すでに第2ラウンド進出を決めた侍ジャパンは、先発した大隣憲司が3回にトマスのソロで先制を許すと、4回に2番手・田中将大、6回に3番手・沢村拓一と投手陣が次々に失点した。3点ビハインドの8回には、5番手の今村猛がデスパイネに3ランを浴びた。

 日本は6点を追う9回に一死満塁から長野久義のタイムリー内野安打、鳥谷敬の犠飛、井端弘和のタイムリーで3点を返したが、これが精一杯だった。

【2013年3月6日 WBC 第1ラウンドA組】

▼ 日本 3 − 6 キューバ(ヤフオクドーム)
<試合時間:3時間39分 観衆:26,860人>
日|000 000 003|3
キ|001 101 03X|6
[勝] ペレス(1勝0敗)
[負] 大隣憲司(0勝1敗)
[本] トマス(キューバ/1号)、デスパイネ(キューバ/1号)


 オリンピックではかなり苦しめられたキューバだが、過去3大会は3勝1敗と相性が良い。キューバ戦の先発を託された石川歩(ロッテ)が好投し、幸先の良いスタートを切りたいところだ。