◆ いよいよ直接対決!

 ソフトバンクの3連覇か、日本ハムが阻むのか――。パ・リーグ優勝争いがアツい。

 ここに来てまさに“負けられない戦い”を強いられている両チーム。今後は1試合の勝敗で順位が入れ替わるだけに、もはや1試合も落とせない状況に陥っている。

 そんな両雄が、福岡の地で21日から最後の直接対決を戦う。

 優勝の行方を占う大一番...。2連勝できれば優勝は大きく近づき、連敗を喫すれば大きく後退となる。

 残り試合を見ると、ソフトバンクの10試合に対して日本ハムが9試合。まさに最後まで目が離せない展開。ソフトバンクファンのなかには“2014年”のことを思い出すファンも少なくないのではないか。


◆ 思い起こされる2年前の“決戦”

 この年、開幕から好調だったソフトバンクに競っていったのがオリックス。4月は球団の月間新記録となる18勝をマークすると、前半戦の最後で奪首。17年ぶりに首位での折り返しに成功する。

 ところが、後半戦はソフトバンクが好スタート。一気に首位を奪って逃げ切るかと思いきや、8月終盤から両チームがゆるやかに失速。お互いが譲り合うように並走状態となり、ペナントの行方は最終盤までもつれ込んだ。

 9月25日には、残り試合数の関係から2位のオリックスの方にマジックが点灯するという珍現象も。最終的には勝率1厘差で“決戦”を迎えることになる。

 10月2日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク−オリックス戦。ソフトバンクは勝てば優勝が決定、オリックスは勝てば残り2試合で連敗しない限り優勝、引き分けでも残りを1勝1分以上で優勝と、実質“勝った方が優勝”状態。まさしく決戦と呼ぶにふさわしい戦いとなった。

 そんな試合はソフトバンクが先制に成功するも、オリックスが7回に同点。両者譲らない戦いは延長戦へともつれ込む。迎えた10回、オリックスは二死ながら満塁という大チャンスを逃すと、その裏ソフトバンクが猛攻。マエストリを攻め立てて一死満塁とすると、代わった比嘉幹貴から松田宣浩がサヨナラタイムリー。選手会長の一打でソフトバンクが劇的に優勝を決めた。

 勝ったソフトバンクは歓喜の涙、負けたオリックスは悔し涙...。お互いが力を出し尽くした死闘は、プロ野球ファンに大きな感動を与えた。


◆ ラスト10試合から目を離すな!

 その後、オリックスは残る2試合に連勝。順位表は以下のようになった。

【2014年パ・最終順位】
1位 ソフトバンク 144試 78勝60敗6分 .565 −
2位 オリックス  144試 80勝62敗4分 .563 0.0

 最終的にはゲーム差はなし。勝率2厘の差でソフトバンクが歓喜に沸いた。

 オリックスはショックにも負けず連勝でシーズンを締めくくったものの、クライマックスシリーズではホームで日本ハムに1勝2敗と負け越し敗退。ソフトバンクへリベンジすることはできなかった。

 今年は今日からの2試合で直接対決がすべて終了するため、2年前のような“最終決戦”とはならないものの、他チームも絡めた1厘1毛の差を争う激戦が続いていく。

 果たして、勝利の女神はどちらのチームに微笑むのか。最後の10試合から目が離せない。


【両チーム・残りの日程】

1位 ソフトバンク:133試 78勝49敗6分(.614)
→ 日日西西西ロロロ−楽−楽

2位 日本ハム:134試 80勝51敗3分(.611)
→ ソソ楽楽楽オ西西−ロ