ヤンキースの田中将大が現地時間21日(日本時間22日)、敵地でのレイズ戦に先発。3回に1イニング4本の本塁打を浴びたが、打線の援護に恵まれ6回4失点で、メジャー挑戦後最多となる14勝目を手にした。

 試合前まで防御率2.97を記録し、ア・リーグトップに立っていた防御率は3.07に悪化。しかし、防御率3.03を記録していたホワイトソックスのクリス・セールが、同日に行われたフィリーズ戦で、4回6失点でノックアウト。防御率は3.23となり、3.07の田中がリーグトップのままだ。

【ア・リーグ防御率トップ5】
1位 3.07 田中将大(ヤンキース)
2位 3.08 ポーセロ(レッドソックス)
3位 3.11 クルバー(インディアンス)
4位 3.12 サンチェス(ブルージェイズ)
5位 3.18 ダフィー(ロイヤルズ)

 現在アメリカン・リーグの防御率トップは田中の3.07だが、これまでにメジャーで、3点台で防御率1位に輝いたことはあるのだろうか。

 近年を見るとナショナル・リーグは、13年に1.83、14年に1.77を記録したクレイトン・カーショー、15年に1.66をマークしたザック・グレインキーと、3年連続で防御率1点台の投手がタイトルを獲得している。ちなみに、今季はここまで2.06を記録するカブスのカイル・ヘンドリックスが防御率1位だ。

 話を3点台の防御率1位に戻すと、直近では07年にジョン・ラッキー(当時エンゼルス)が防御率3.01でタイトルを獲得している。この年は、2位のロベルト・ヘルナンデス(当時インディアンス)が3.07、3位のダン・ヘイレン(当時アスレチックス)は3.07だった。

 さらに01年には当時マリナーズのエースだったフレディ・ガルシアが3.05で防御率1位。それより前となると、ナショナル・リーグで61年に防御率3.01を記録したウォーレン・スパーン(当時ブレーブス)まで遡る。

 ちなみに日本では、パ・リーグで01年に戎信行(当時オリックス)が3.27、02年にミンチー(ロッテ)が3.26を記録し、最優秀防御率に輝いた。

 148回1/3で規定投球回に届いていないが、防御率3.03を記録し“隠れ1位”のマイケル・フルマー(タイガース)を含めると、アメリカン・リーグの防御率1位は3点台で争っている。このまま3点台の投手がトップで終わるのか。2点台で防御率1位のタイトルを獲得するのか。田中の日本人メジャーリーガー初となる最優秀防御率とともに、タイトルを争うア・リーグのライバルたちの防御率にも注目だ。

※成績は現地時間9月21日終了時点