◆ いよいよ開幕!ポストシーズン

 プロ野球2016年のレギュラーシーズンも10月5日を持って終了。8日からはいよいよクライマックスシリーズが開幕する。

 各リーグの上位3チームに出場権が与えられる、日本一を目指して戦う舞台。両リーグ揃って「クライマックスシリーズ」として行われるようになってから、今年でちょうど10年目を迎える。

 今回は8日の開幕に先駆けて、これまでも様々なドラマを生んだ「クライマックスシリーズ」の仕組みやルール、歴史を振り返ってみる。


◆ きっかけ

 「クライマックスシリーズ」が創設される前、2004年〜2006年にパ・リーグだけでプレーオフ制度が採用されていたのを覚えているファンはどれほどいるだろうか。

 ホークスファンにとっては思い出したくもない記憶かもしれない。2004年は西武に敗れ、2005年はロッテに敗れ...。2年続けて首位でシーズンを終えながらも日本シリーズに出場することができなかった。

 それも、当時はプレーオフの勝者を優勝としていたため、ソフトバンク(※04年当時はダイエー)は2回ほど優勝を損したような形になっている。

 なお、当時は2位と5ゲーム差以上つければ1勝分のアドバンテージを得ることができたのだが、ホークスは両年とも2位との差が4.5でアドバンテージを取れず。このことがきっかけとなり、2006年からは優勝チームに無条件でアドバンテージの1勝が付与されるようになった。

 ところが、2006年はうって変わって挑戦者の立場となり、首位通過・日本ハムに挑むもあえなく連敗。敗退を喫している。


 そして2007年、この制度がセ・リーグの方でも導入される。

 シーズン終盤の消化試合を減らすという目的が達成されていたことに加え、パ・リーグの方で導入後2年間はシーズン首位通過チームが敗退するという興行的な盛り上がりの面も後押しとなり、両リーグ統一のプレーオフ「クライマックスシリーズ」が誕生したのだった。


◆ 勝ち抜けルール
<ファーストステージ>
☆3試合制・2勝先取
→ レギュラーシーズン2位チームと3位チームが対戦。ホーム開催権は2位チームが持つ。
→ 「1勝1敗1分」、「0勝0敗3分」などで並んだ場合は2位チームが勝ち抜け。

<ファイナルステージ>
☆6試合制・4勝先取
→ レギュラーシーズン優勝チームとファーストステージの勝者が対戦。ホーム開催権は優勝チームが持つ。
→ レギュラーシーズン優勝チームには無条件でアドバンテージの1勝が与えられる。(※2008年より導入)
→ 並んだ場合は優勝チームが勝ち抜け。
→ 優勝チームの5分以上、もしくは負け越しが確定した時点で残りの試合は行わない。


◆ CS・歴代優勝チーム

<2007年>
セ:中日(2位
パ:日本ハム(1位)

<2008年>
セ:巨人(1位)
パ:西武(1位)

<2009年>
セ:巨人(1位)
パ:日本ハム(1位)

<2010年>
セ:中日(1位)
パ:ロッテ(3位

<2011年>
セ:中日(1位)
パ:ソフトバンク(1位)

<2012年>
セ:巨人(1位)
パ:日本ハム(1位)

<2013年>
セ:巨人(1位)
パ:楽天(1位)

<2014年>
セ:阪神(2位
パ:ソフトバンク(1位)

<2015年>
セ:ヤクルト(1位)
パ:ソフトバンク(1位)


▼ 優勝確率
シーズン1位= 83%(15/18)
シーズン2位= 11%(2/18)
シーズン3位= 6%(1/18)