◆ 初戦で圧巻の1−0勝利

 ア・リーグから遅れること1日、現地時間7日(日本時間8日)にナ・リーグの地区シリーズが開幕した。

 今季メジャー最多の103勝を挙げた中地区王者のカブスは、ワイルドカードを勝ち上がったジャイアンツと対戦。

 勢いに乗る難敵を相手に先発のレスターが8回無失点と快投を披露すれば、攻めあぐねていた打線も8回にバエスの一振りで先制に成功。最終回は守護神のチャプマンが締め、危なげなく初戦をモノにした。


◆ 2ケタ勝利が5人!

 カブスの強みといえば、メジャー最強の投手陣。

 チーム防御率3.15はメジャー30球団中トップ。2位のナショナルズが3.51というところからも、断トツだったことがお分かりいただけるだろう。

 なんと言っても先発陣が超豪華。2ケタ勝利を挙げた先発投手が5人もいるのだ。

【カブスの先発陣】
レスター 32試(202回2/3) 19勝5敗 奪三197 防2.44
アリエッタ 31試(197回1/3) 18勝8敗 奪三190 防3.10 
ヘンドリックス 31試(190回) 16勝8敗 奪三170 防2.13
ハメル 30試(166回2/3) 15勝10敗 奪三144 防3.83
ラッキー 29試(188回1/3) 11勝8敗 奪三180 防3.35


 5人全員が規定投球回をクリアし、合計で79勝。奪三振も140以上をマーク。近年稀に見る“最強投手陣”であったと言っても過言ではないだろう。


◆ 108年ぶりの悲願へ...

 短期決戦において、これだけ計算の立つ投手が揃っているのは大きなアドバンテージになる。

 あすの第2戦では、今シーズン大ブレイクを果たしたカイル・ヘンドリックスが先発。防御率2.13は今季メジャートップ。サイヤング賞最有力との呼び声も高い右腕で連勝をめざす。

 1世紀以上も遠ざかっているワールドチャンピオンの座...。今年が一番のチャンスだ。

 108年ぶりの悲願へ挑む“最強”カブスの戦いから目が離せない。