8日に開幕したクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ。パ・リーグは2位のソフトバンクが3位ロッテに2連勝し、ファイナル進出を決めた。一方のセ・リーグは第1戦、筒香嘉智の逆転2ランでDeNAが勝利。第2戦は1−1で迎えた8回に長野久義が決勝打を放ち、巨人が勝利し逆王手をかけた。

 10日に行われる第3戦は、広島行きの切符を掴むため、両チーム絶対に負けられない試合となる。

【2007年以降セのファーストステージ成績】
<2007年>
中日(2位) ○○ 阪神(3位)

<2008年>
中日(3位) ○●○ 阪神(2位)

<2009年>
中日(2位) ●○○ ヤクルト(3位)

<2010年>
巨人(3位) ○○ 阪神(2位)

<2011年>
ヤクルト(2位) ○●○ 巨人(3位)

<2012年>
中日(2位) ○●○ ヤクルト(3位)

<2013年>
広島(3位) ○○ 阪神(2位)

<2014年>
阪神(2位) ○△ 広島(3位)

<2015年>
巨人(2位) ○●○ 阪神(3位)

 2007年に導入されたCS。セ・リーグでは、ファーストステージの初戦に勝利したチームが、9回中8回ファイナル進出を決めている。

 このデータを見ると、初戦を制したDeNAが若干有利か。ちなみに08年にファーストステージを突破した3位中日は敵地で戦ったが、1勝1敗で迎えた第3戦に両チーム無得点で迎えた9回に阪神の守護神・藤川球児から中日の4番・ウッズが決勝の2点本塁打を放ち2−0で勝利した。

 一方で、09年3位でCSに進出したヤクルトは、3−2で初戦を取るも、第2戦が2−3で敗戦、第3戦は先制するも3回に逆転を許し4−7で敗れ、ファーストステージで姿を消している。

 それを踏まえると、ホームの大声援を受けて戦うことができる巨人も、初戦に敗れたが連勝でファイナル進出も十分に考えられる。野村克也氏は9日に放送された「S☆1」(TBS系)で、「東京ドームでやるということで、先攻と後攻ではずいぶん違う。リードされても9回裏がある。巨人がやや有利かな」と話す。

 パ・リーグはCSファーストステージ初戦に勝利したチームが100%の確率で、ファイナルに駒を進めている。初戦を勝利したチームが圧倒的有利というデータがあるが、09年の例もある。12日(水)から始まる広島行きの切符を掴むのは巨人、DeNA、どちらだろうか。

 東京ドームで行われる巨人−DeNAの第3戦は14時にプレイボール。