○ カブス 8 − 4 ドジャース ●
<現地時間10月15日 リグリー・フィールド>

 ドジャースの前田健太が15日(日本時間16日)、カブスとのリーグ優勝決定シリーズ初戦に先発したが、4回3失点で降板した。チームは終盤8回に同点に追いついたが、その裏に大量5点。粘り及ばず3年ぶり進出の同シリーズは黒星発進となった。

 前田は初回、1番ファウラーを変化球で追い込むも、高めの直球を中前へ運ばれ先頭打者の出塁を許した。続くブライアントも1ボール2ストライクと追い込んだが、4球目のスライダーが甘くなり、打球は左越フェンスを直撃。これが適時二塁打となり、前田は打者2人であっさりと先制点を許した。

 修正したい右腕だったが、2回も先頭の6番ヘイワードを2ボール2ストライクと追い込みながら、6球目の直球を右翼線へ弾き返されこれが三塁打となった。続くバエスにはスライダーを上手く打たせたが、打ち取った飛球が中堅前へポトリ。これが適時打となりバエスは一気に二塁ベースを陥れた。

 なおも一死二塁のピンチで、打席には相手先発の9番レスター。悪い流れを断ち切りたい場面だったが、自らの暴投で一死三塁とされたあと、女房役・ルイーズのまずい対応もあり、ホームスチールという形で3点目を失った。

 3回、4回はカブス打線を無安打に封じた前田だったが、0−3の5回に代打を送られ降板。序盤は決め球を痛打される場面が目立ち、運にも見放される形で4回を4安打3四球で3失点。3回4失点で負け投手になったナショナルズとの地区シリーズ第3戦に続き、またしてもポストシーズン初白星はお預けとなった。

 それでもドジャースは5回、前田の代打・イーシーが、二死からソロ弾を放ち1−3。8回は相手のミスもあり満塁の好機を作ると、相手守護神・チャプマンから5番ゴンザレスが起死回生の2点適時打を中前へ弾き返した。

 しかし8回裏、5番手のブラントンが2被弾を食らうなど計5失点。ドジャースは敵地での初戦で粘りを見せたが、最後はカブスの執念に屈した。