オーディオテクニカは、10月13日、2016年度の新製品発表会「audio-technica Experience 2016」を開催。新製品の紹介に先立ち、松下和雄社長が昨年末から今年にかけての事業成果を振り返った。

 家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、オーディオテクニカは、7年連続で、ヘッドホン・イヤホンのメーカー別年間販売数量1位を獲得。製品ジャンルごとに、1年間の累計販売数量が最も多かった企業を表彰する「BCN AWARD」を受賞している。名実ともに、競争の激しい国内ヘッドホン・イヤホン市場をけん引する存在だ。
 昨年発表したモデルは、国内だけでもなく海外からも高い評価を得た。松下社長は「ポータブルヘッドホンの『ATH-MSR7』が、米レビューサイト『Reviewed.com』で『BEST OF YEAR』を獲得するなど、海外でも多くの賞を受賞することができた」と成果を報告。かねてから注力しているグローバル戦略が実を結びつつあるようだ。
 2015年は「アナログとハイレゾ」という軸で訴求したが、今年のテーマは「ホームユースとポータブルユース」。ホームユースとしては、7年振りのリニューアルとなるターンテーブル2機種やVMカートリッジ12機種、ポータブルユースとしては、ワイヤレスタイプを含むヘッドホン・イヤホン13機種、同社としては初となるヘッドホン用着脱ケーブル4機種を11月18日から順次発売する。
 松下社長は、「家でも外でも音楽を高音質で聴きたいというニーズは増している。今回はこれまで以上に音楽を聴くシーンにフォーカスした」と締めくくった。(BCN・大蔵 大輔)